フランス流「りんごのケーキ」ガトーインビジブルのレシピ
みなさん、こんにちは。ベルリン在住のフードスタイリスト、島崎ともよです。今日は、とっても簡単に作れるおすすめのおやつ「りんごのケーキ」のレシピをご紹介します。正確にはガトーインビジブルといって、りんごを重ねて作るフランス生まれのケーキです。
見栄えがよく、一見手が込んでいるように見えるケーキですが、驚くほど簡単なお手軽スイーツレシピ!特に難しいことはなくて、材料を順番に混ぜて、型に入れて焼くだけのケーキです。
2歳の息子とも一緒に作ることが多いのですが、わたしがボウルに材料を入れていき、息子は泡立て器で混ぜる。わたしは横目で確認しつつ、りんごをひたすら切る。というチームワークで作っています。
りんごの甘みを生かすためにお砂糖の量は少なめ。大人だけで食べる場合は、ラム酒を大さじ1位入れたり、お好みでレーズンを入れて焼いてもおいしいと思います。
ぜひ、みなさんも作ってみてください!
INGREDIENTS
- 15cm型丸型1台分
- りんご中3個
- 小麦粉80g
- 卵2個
- 牛乳・豆乳・オーツミルクなど80ml
- 溶かしバター50g
- きび砂糖35g
- バニラエッセンス(お好みで)適量
INSTRUCTIONS
①型にクッキングシートをしいておく
②オーブンは170℃に温めておく。
③きび砂糖35gと卵2個をボールに入れ、泡立て器でよく混ぜたら溶かしバター50gをいれ、さらによく混ぜる。
④牛乳を入れて軽く混ぜたら、小麦粉をいれ(ふるわなくてもOK)サクッと混ぜる。混ぜすぎには注意。
⑤りんご2個は皮をむき2-3mmくらいの厚さになるようにスライスし、生地の中にいれゴムベラでさっくりと混ぜる。
⑥残りのりんご1個は飾り用にするため、1mmくらいの厚さにスライスしておく。
⑦⑤の生地を型に流し入れたら、飾り用のりんごを4つに分けて、それぞれの切り口を広げて、写真のように生地の上におく。
⑧170℃のオーブンで約50分から1時間ほど焼く。竹串を真ん中にさして、どろっとした液体がつかなければ出来上がり。粗熱が取れるまでは、型に入れたまま半日ほど常温で落ち着かせる。その後型からゆっくりと外す。
バター50gとしていますが、バター以外の油に変えて作っていただくこともできます。わたしは、全量無香料のココナッツオイルなどに変えて作ることもありますが、あっさりめの仕上がりでそれはそれでおいしいですよ!
このレシピで使ったおすすめ調味料
わたしはバターをココナッツオイルに置き換えて作ることが多いのですが、今日は、ここドイツでも使っているココナッツオイルが日本でも手に入るので、ご紹介します。フランスのビオプラネット社から出ている無香のオーガニックココナッツオイルなのですが、わたしは普段のお料理やお菓子作りに、このオイルをメインで使っています。
少し説明すると、このココナッツオイルはココナッツをコールドプレス(低温圧搾)して作られていて、スチームを使った特殊工程により中鎖脂肪酸・ラウリン酸等の有効な成分は変えずに香りだけ除去されています。個人的にココナッツオイルの香りが苦手なので、無香のココナッツオイルはとてもありがたい!
ちなみにココナッツオイルは、酸化安定性が高くて、トランス脂肪酸も含まず中鎖脂肪酸が豊富で中性脂肪になりにくいという特徴もあります。
炒め物はもちろん、揚げ油としても、今回のお菓子用のオイルとしても万能に使うことができます。(ちなみに、わたしはクレンジングオイルとしても使っています!これは賛否両論ありますが、わたしは実際に使ってみてお肌にとてもあうので、かれこれ5年ほど使い続けています。一般的なクレンジングも時々間に挟みながら比較していますが、いつもココナッツオイルに戻ってきてしまいます。…余談でした!)