しっとりやわらか!「鶏胸肉の照り焼き」のレシピ
みなさん、こんにちは。ベルリン在住のフードスタイリスト、島崎ともよです。
今日は、私のおすすめ「鶏胸肉の照り焼きレシピ」をご紹介します。これが食卓にあがる日は、夫も子どももわれ先に手を伸ばし、あっという間になくなります。作る側としては、喜んで食べてくれるのはとっても嬉しいのですが、翌日の分を残しておいても、においを嗅ぎつけて全部食べられるのは辛いものがあります(笑)
胸肉ってかたくなるイメージがある方が多いかもしれませんが、扱い方をいくつか覚えると、とってもジューシーにやわらかく仕上げることができるようになります。そして、もも肉よりもお手軽価格で(ドイツは骨付きもも肉の方が安いのだけど)カロリーも抑えられるときたら、覚えておいて損はないレシピです。
ぜひみなさん作ってみてください。
INGREDIENTS
- 2〜3人分
- 鶏胸肉400g
- 砂糖小さじ1/2
- みりん(酒や白ワインでも可)小さじ1
- ●醤油大さじ3
- ●みりん大さじ2
- ●きび砂糖や甜菜糖大さじ1と1/2〜
- ●水大さじ1
- 炒りごま大さじ1
- 片栗粉適量
- 揚げ焼き用油(オリーブオイルなど)適量
INSTRUCTIONS
①鶏胸肉を削ぎ切りでお好みのサイズに切り(厚みを出さない方が良いです!)、砂糖小さじ1/2とみりん(酒や白ワインで代用してもいいです)大さじ1をよくからめて10分ほどおく。
②●印の調味料をよく混ぜておく。
③鶏胸肉に片栗粉をまぶし、カリッと揚げ焼きにする。(5mm〜1cmくらいの油でも足ります)火からおろした後でも余熱で火が通るので、焼きすぎないのがポイント!
④焼き終わったら、約3分ほどおいておく。(余熱で中まで火を通すためです)
⑤フライパンの油をふき、●印の調味料を入れ、中火で軽くフツフツさせたら、④の胸肉を入れ全体にタレがからむように、煮からめる。(ここでも火を通しすぎないように)
⑥火を止めて、炒りごまを入れて混ぜ合わせたら完成。
ジューシーに仕上げるコツは、
①事前に鶏胸肉に砂糖をからめておくこと
②火を通しすぎないこと
③片栗粉をまぶす
の3つです。これで、プリプリのしっとりやわらかな、鶏胸肉の照り焼きの出来上がり。味がしっかりとついているので、お弁当に入れていただいても、美味しく召し上がっていただけると思います。そして、火入れ時間を長くしなければ冷めても柔らかいまま!
この料理を作る時に使ったおすすめの料理道具
私が料理をする時によく使うのが、「トング」です。炒める、焼く、揚げる以外にも、サラダの取り分けに使ったり混ぜたり。菜箸を使うことももちろんありますが、トングの方が使い勝手がいいことも多く、今では手放せない料理道具の一つになりました。中でも、柳宗理のステンレストング(穴あきタイプ)は、料理中にスッと手が伸びて掴んでしまうお気に入りのアイテム!
デザイン性の高さはもちろんなのですが、なにより使いやすい!穴あきタイプと言うところがポイントで(穴なしタイプも持っていますが、絶対穴あきタイプがおすすめ!)、例えば茹でている鍋から卵とかブロッコリーなどを取り出す時や、揚げ物をしている時も、穴があることで勝手に湯切りしてくれるのです。これが最初に使って驚いたこと!ただ、若干バネ感が強いので、豆腐などの柔らかいものをつかもうとするときは注意が必要です。
持っていて損はないアイテムだと思うので、みなさんにもおすすめします!