つくること、食べること

ドイツでは新年に「ベルリーナー・プファンクーヘン」というドーナツを食べてお祝い!

ベルリンに移住して8ヶ月。初の年越しをベルリンで迎えたので、気になるドイツの年越し食事情をお伝えしようと思います。

日本人なら誰もが、年末になるとそわそわし始め、おせち料理の下準備や、お正月ならではの食材を買い求め、年越しそばを食べて新年を迎え、餅やおせちを食べながらのんびりと年始を過ごす!というのが普通だと思うのですが、ここドイツの年越しではどんなご馳走を食べるのか気になるところ!!食いしん坊の私としては是非とも乗っかってみたかったのですが、なんと「ない」というではないですか(笑)

ドイツにはお正月に作る特別な料理はない!

年越しは友人と街に繰り出したり家に集まってカウントダウンパーティーでお祝いすることが多いというドイツ人。とにかく飲みまくるらしく1日はv二日酔いになる人も少なくない様子。1月2日から仕事始めの人もいるので、祝日に設定されている1日はとにかく寝て過ごす!というのが常らしいのです。(ちなみに幼稚園も1月2日からスタートしました!違和感あり!)なので、元旦におせちやお餅をいただく日本の食文化とは異なり、正月料理はないのです。これがなんとも新鮮で、おせち作りに頭を悩ませることもなく、のんびりと過ごすことができたのは思いの外良かった!

とはいえ、無意識に日本人の血が騒ぐので、
・年越しそば
・肉じゃが(おせちの煮物がわり)
・お雑煮
おいなりさん
・炊き込みご飯
・スモークサーモンの手毬寿司
・ローストポーク
味玉
を作って、31日と1日を過ごしました。

というものの、ドイツにも年越しフードはあった!

1日は祝日でお店も閉まっているので、何をして過ごそうか、と思っていたら、近所のカフェ「Nunzio」がオープンしているというので散歩がてら行ってみることに。そしたらなんと、いつもはないドーナツが売っているではないですか!聞くと、ベルリーナー・プファンクーヘンと言う名のドーナツでドイツでは年末年始に食べるというのです。まん丸の生地の中にはジャムがはいっていて、粉砂糖やアイシングがかかっています。スーパーでも売ってるらしいのですが、その手のものが売られているコーナーはいつもスルーなので全然気がつかなかった…とほほ。

Nunzio名物!?のアイスをサンドして食べると美味しいよ!と言われましたが、3歳の娘にはハードルが高そうなので、別盛りで(笑)

生地は甘さ控えめで揚げパンみたいだけどちょっとパサパサ。中のジャムと、かかっている粉砂糖やアイシングはかなり甘いので、まぁいいバランスかな。1年後の年末年始には、フワフワで甘さ控えめのベルリーナーを自分で作ってみようと思います(笑)甘党とはいえ、どうにも甘すぎるんだよなぁ。

我が家は、夫も私ももちろん子どももみんな日本人。ドイツのイベントも大切にしたいけれど、親の都合で住まいを海外に移したので、子どもたちにはできる限り「日本の文化を食を通して伝えてあげたいなぁ」と思うのです。なので、2019年から2020年の年末年始は、御重を用意して洋風おせちでも作り、美味しいコーヒー豆でも用意して、手作りのベルリーナーでも楽しもうかな!と考えています。日本とドイツの食文化の融合(笑)

本年もどうぞよろしくお願いいたします!
では。


Tomoyo Shimazaki

WRITTEN BY

Tomoyo Shimazaki

ベルリン在住ナチュラルフードスタイリスト。シンプルで添加物を使わないレシピを発信しています。

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