つくること、食べること

コンソメやだしの素、鶏ガラスープをやめるポイント

コンソメやだしの素、鶏ガラスープを使わない料理のポイント

みなさん、こんにちは。ベルリン在住のフードスタイリスト、島崎ともよです。

今日は、Instagramを通してご質問をいただいた「コンソメやだしの素、鶏ガラスープをやめるポイント」について書いてみようと思います!

「コンソメや鶏ガラスープの素を使わなくても美味しく料理できる方法が知りたいです!」

健康のことを考え無添加レシピを検索していた際、ともよさんの記事にたどり着きました。これまで当たり前にスープや炒め物に使ってきたコンソメや鶏ガラスープ、味噌汁に入れるダシから卒業したいと思っているのですが、使わないと味がなかなか決まらず、悩んだ末に結局入れてしまいます。使わなくてもおいしく作れるコツを教えてください。

掲載許可をいただきましたので、質問をそのまま掲載させていただきました。「コンソメを使わない絶品野菜スープの作り方!」という記事をみて質問してくださったのですが、このブログに検索エンジンから来てくださる方の検索キーワード第1位は「コンソメ 使わない スープ」なのです。みんなも、できることなら添加物は使いたくない!って思ってるのかしら。

今回の質問者さんのように、実際コンソメを使わないで作ろう!とか、コンソメから卒業したい!となると、なんだかしっくりこなくて壁にぶつかる人がたくさんいらしゃるのは、実はまぎれもない事実なのです。

その気持ちとってもよくわかります。私が脱コンソメを始めた当初に直面した事と一緒。でも大丈夫!コンソメを止めるにはコツというかポイントというか考え方というか、避けては通れない道があるので、今日はしっかり説明します!

コンソメやだしの素、鶏ガラスープを卒業するポイント!

  • コンソメなどの化学調味料に慣れた味覚を元に戻すには時間がかかるのを理解する
  • 化学調味料類を断捨離して、そこに戻らない覚悟を決める
  • 化学調味料は本当に必要なのかを考える

ざっと書くとこんなところでしょうか。一個ずつ補足説明していきます。

①時間をかけて味覚を戻す!

コンソメやだしの素、鶏ガラスープの素などの化学調味料は便利な反面、消費者が「わー!おいしい!またこの商品を買おう!」と無意識に思うように作られているもの。なので長年使い続けてきた人は、それ無しでは成立しない味覚になってしまっている…ということです。

コンソメを使わないと決めて頑張っても、最初に違和感あり!は当たり前。「味がなかなか決まらない」は至って普通のことです。

でもよく考えてみてください!このコンソメに限らず、世の中のほとんどのことに共通しますが、今やっていることをやめて新しいことにチャレンジする時は、少なからず慣れるまでに時間がかかりますよね。なので、コンソメ・だしの素・鶏ガラスープを使わない味にとにかく慣れましょう。それだけ!

私個人的なエピソードをお話しますが、中でも納豆のタレとの別れは実に辛いものがありました。本当に大好きでした(涙)なので付属の納豆のタレを使うのをやめて醤油に変えた時は、「あぁ、私は納豆が好きだったんじゃなくて、納豆のタレの味が好きだったんだ!!」ということに気がつき愕然としました。でも、まぁ2週間あれば慣れるもんです。

ちなみに某納豆製品のタレの成分表示には、「砂糖、しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、食塩、鰹節エキス、醸造酢、昆布エキス、煮干エキス、たんぱく加水分解物/調味料(アミノ酸等)、アルコール、ビタミンB1、(一部に小麦・大豆を含む)」と書かれています。そして、からしにも驚くあれこれが!「からし、醸造酢、食塩、植物油脂/酸味料、着色料(ウコン)、ビタミンC、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、香辛料、(一部大豆を含む)」とのこと。納豆は健康的!と思って食べている人も多いと思いますが、タレとからしを使うと結構な添加物を摂取することになります。

②食材断捨離で覚悟を決めよう!

無添加・無化学調味料歴7年と、まだまだ短い私ですが、普段の味付けに使うのは・醤油」これがメインです。あとは、味噌やビネガー類。胡椒やスモークソルト、ハーブソルト、スパイスなどもたまに使いますが、塩と醤油がなければ生きていけません。でもそれだけで十分!コンソメやだしの素、鶏がらスープの素などにさよならしても、美味しいご飯を作れることは私が証明します。

現に私は、無添加生活をすると決めた日に、持っていた調味料やインスタント食品、レトルト食品、などを全て処分しました。むしろそんな類の食材しかなかったので、冷蔵庫もパントリーもすっからかんになりましたが、そうでもしないと「もったいない」気持ちが先行して、覚悟は決まらなかったかもしれません。なので化学調味料から卒業したい!と思っている方は、ぜひ勇気を持ってお別れしてください。

③コンソメやだしの素を他の食材に置き換えてみよう!

例えばポトフを作ると仮定しましょう。みなさん具材は何を入れますか?

野菜類:キャベツ、玉ねぎ、人参、じゃがいも
肉類:ウインナー(ベーコン)
香辛料・調味料:にんにく、オリーブオイル、塩コショウ、コンソメ

これは某有名レシピサイトのポトフランキング1位のレシピを参考にしましたが、だいたいこんなところでしょう。

じゃあ、とある有名メーカーのコンソメの原材料を見て見ましょう。

食塩、砂糖、乳糖、食用油脂、しょうゆ、チキンエキス、酵母エキス、香辛料、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、(小麦を原材料の一部に含む)

これを、私がコンソメを使わずに無添加ポトフを作るとしたらどうするか、
・実際にレシピに入れるもの
・他の食材に置き換えてレシピに入れるもの
・必要なさそうなもの

に分けて書いて見ます。

<実際にレシピに入れるもの>

  • 食塩→海塩や岩塩などの天然塩を使ってくださいね!
  • しょうゆ→これも本物のお醤油で

<他の食材に置き換えてレシピに入れるもの>

  • 砂糖→キャベツや玉ねぎから甘味を引き出せるので、野菜の甘さで代用
  • 食用油脂→なんの油を使っているか分からないのが嫌なので、無香料のココナッツオイルやオリーブオイルに置き換え
  • チキンエキス→ポトフにウインナーや鶏肉を入れて、そこから自然に出てくれる旨味で代用
  • 香辛料→これもどんな香辛料か知りたいところだけど、私はにんにくやコショウに置き換え
  • 野菜エキス→ポトフって野菜たっぷり入れませんか?リアル野菜から野菜エキス出てくると思うのですが。

<必要なさそうなもの>

  • 乳糖
  • 酵母エキス
  • 調味料(アミノ酸等)
  • カラメル色素
  • 酸味料

こう書いてみると、コンソメ無しでも、ポトフに入れる食材からコンソメに近い味は自然と出せる!ということが分かると思います。私はリアルな食材からの旨みを堪能したいので、味付けは塩や醤油程度で十分。

おすすめの無添加コンソメ&ブイヨン

とはいっても、コンソメやブイヨンがあると安心だったり、忙しい時にパパッと作れる気軽さがあるのもよく分かります。ちなみに、わたしはオーガニックの野菜ブイヨンやコンソメを常備していて、味の決め手として助けてもらうこともあるので、完全なるコンソメ&ブイヨン反対派ではありません。

なので、コンソメがあった方が安心するという方は、ぜひこちらの「おすすめ無添加コンソメ&ブイヨン7選」の記事を参考にコンソメ選びをしてみてくださいね。

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島崎ともよ

WRITTEN BY

島崎ともよ

「LifeとFood」代表。ナチュラルフードスタイリスト。体を壊したことがきっかけで、自分も家族も安心して食べられるシンプルでナチュラルなレシピを発信。2018年よりベルリン在住。

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