Oct 1, 2019 ドイツで子育て 

娘がベルリンで歯医者に行きまして…③いざ決断の時

Text: Tomoyo Shimazaki

さて、21万の見積もりが来たところで、前回の話は終わっていましたね…。記事はここから見れます!

娘がベルリンで歯医者に行きまして…①歯、歯、歯がー! はこちらからどうぞ。

私たちは公的保険ではなく、プライベート保険というものに入っているので、まずは医療機関から実費の金額で請求されます。そしてそれを支払った後に保険会社に請求すると、保険でカバーされる分は返金される仕組みです。

いくらまでが保険適用範囲で、いくら戻ってくる予定なのか、治療前にあらかじめ見積もり書を保険会社に送ると金額を教えてもらえるので問い合わせることにしました。結果、約半分は保険でカバーされることが分かり、実費は10万ちょっと。それでも十分高いのですが、全身麻酔だから仕方ないのかな…と思いつつ、ちょっとは安心しました。

金額問題はクリアになったとは言え、問題は全身麻酔での治療です。そもそも、あの程度の虫歯は治療の必要があるのか疑問でした。そして、またあの恐怖の麻酔ジュースを飲ませて、全身麻酔をかけて治療。やっぱりどうしても受け入れられません。とりあえず、レントゲンと見積もり書を携えてセカンドオピニオンを聞きに行くことに。一番最初に行ったとっても優しい先生のところです。私としては、身勝手だけど「この程度なら治療の必要はないですよ」と言う答えが欲しかったのに、まさかの「全身麻酔で一度に治療するべき」という答えでした。あぁ、それだけは聞きたくなかった。

「乳児の虫歯の進行は早いから、ドイツでは大体すぐ削っちゃうわね。一気に全部。ただ、これはすぐ治療しないとまずい!というレベルの虫歯ではないわ。早く進行すれば半年、遅ければ永久歯に生え変わるまで大丈夫なこともある。」と。そして続けて「あっ、でもこの見積もりは高すぎよ(笑)うちでは、子どもに麻酔が必要な治療は出来ないけれど、もし仮にうちで見積もりを作るとしたらこんな金額にはならないわ。具体的にいうと、保険でカバーできないマテリアル代(削った後の詰め物代?)が、普通子どもには使わないような最も高いものになっているし、治療内容も過度な気はする。この項目の治療は必要ないとか、マテリアル代も安いものに変更してもらえるように書面を作ろうか?」とも言ってくれました。神!!

後日、ドイツ在住歴の長い友人に聞いたところ、プライベート保険の人は、高額請求されることもあるとのこと。まぁ要は、カモられて21万の見積もりがきたって訳ですね。まだ見積もりの時点で良かった。これが請求書だったら愕然です。

まぁリアルを知れたのは良かったですが、どうしよう。ちょうどその頃、小さな子が歯科治療の麻酔後に亡くなったニュースを見てしまい更に不安な気持ちになってしまいました。予約の2日前まで調べ尽くしましたが、緊急度は低いと言われた虫歯だったので、やっぱり今回の治療は辞めることにし、キャンセルの連絡を入れました。「あ、そうですか。分かりました。」で、呆気なく終わり肩の荷が下りてホッとしました。

余談。実は同じ頃、私の歯の治療でも見積もりをお願いしていたのですが、これまたおったまげの見積もり金額でした。(優しい先生の所で見積もったので、ぼられてはいないと信じたい!)ちょっと大がかりな治療ではあるのですが、なんと、7000€(約83万)‼︎インプラントとかじゃないですよ。日本なら保険診療内でできる治療がメインです。私の保険は年間1200€まではカバーしてくれるので、年をまたいで治療すれば2400€までカバーできるとのこと。それでも4600€(約54万)は自己負担です。ひぇー。

こりゃ、歯の治療のために一時帰国する人がいるのも頷けるなぁ…と思いながら、当初は予定のなかった一時帰国を検討することにしました。夫も歯の治療が必要だったので、見積もりは取っていないけれど、おそらく私と同じくらいになるのでは…と予想すると、家族で100万オーバーの治療費がかかることになります。これは一時帰国して治療する方が断然安い!

ということで、渡独してからちょうど1年後に、歯の治療で1ヶ月ちょっと日本に一時帰国することになりました。期間的に私と夫は全部は治して帰ってこれないけれど、まぁ、それでも安いのでね…!娘の歯の相談もしに行きたいし。

それから数ヶ月後に一時帰国し、娘を歯医者に連れて行きました。やっぱり全身麻酔が必要って言われるのかなぁ…。緊張です。

続く。

Tomoyo Shimazaki

Tomoyo Shimazaki - 島崎ともよ

I am a Japanese food stylist based in Berlin. I’m a mama of 2 children. Love cooking and eating! I want to share with you a behind the scenes of mama’s kitchen. /ドイツ・ベルリン在住。3歳の娘と0歳の息子の母。ジャパニーズフードスタイリスト&ナチュラルライフデザイナーとして、暮らしや食べものにまつわることをブログやSNSを通して発信しています。趣味は作ることと、食べること!

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