Sep 29, 2019 ドイツで子育て 

娘がベルリンで歯医者に行きまして…②いよいよ抜歯

Text: Tomoyo Shimazaki

娘がベルリンで歯医者に行きまして…①歯、歯、歯がー! はこちらからどうぞ。

さて、いよいよ抜歯の日です。結局、麻酔ジュース(正しい名前が分からなくてすみません!)の同意書にサインをして持参しました。ネットで成分や副作用まで調べましたが、一般的な薬などと同じようなことが書かれているだけでした。不安過ぎて仕方なかったけれど、ジュースなしで麻酔に耐えさせるのも辛いので、飲ませる覚悟を決めました。

待合室にいたら今日の担当の先生が来て「これから麻酔ジュースを飲んでもらいます。1人では座っていられない状態になるので、必ず抱っこしていてください。」とこれからの流れなども説明がありました。前回の先生と打って変わって笑顔もなく、淡々としすぎていてちょっと残念でした。

麻酔ジュースを飲んでから5分くらいで娘の様子が変わってきました。ろれつが回らなくなり、口の横からよだれがダラーっとたれ、身体の力が抜けてずっしり重くなりました。それでも意識はあって、必死に話そうとしてくるのですが、何を言っているのか分からない状態です。そんな様子を見るのは本当に辛かった…。言われていたよりも、その衝撃は強かったです。そのまま、元に戻らなかったらどうしようとか、良からぬことまで考えてしまいます。その後、先生の指示で診察室へ入り、そのまますぐ麻酔をして、歯を抜きました。すでに脱臼している歯なので、スッと抜けて、治療はものの数分で終わりました。

本来ならこれで終わりのはずだったのですが、それでは終わりませんでした。前回の先生が取っていない部分もレントゲンを撮りたいとのこと。娘は歯がギチギチに詰まって生えていて歯並びも良くないので、歯間に虫歯がないか確認しますと言われました。

その結果、上下に歯間虫歯があることが判明。目視では分からない、レントゲンでも見えるか見えないか位のサイズの点のようなものでした。まだ麻酔ジュースから覚めずぐったりの娘を前に、さっそく次の治療について話しが始まりました。いやいや、ちょっと待ってよ。心が追いつかないよ。意識を失ってるような娘の前で、「お母さん大丈夫ですよ!」の一言もなく、次の治療の話?わたし的にはありえない…。

先生の言い分としては「一本ずつ治療するとなると、都度麻酔ジュースを飲ませて、麻酔も打たないといけない。それは子どもにも負担がかかる。だから治療は全身麻酔で一気にやります。」と。言っていることは分かるけど、思考は停止して何も考えられませんでした。

そして別の部屋に移動するよう促され、手術扱いになるから、当日担当する麻酔科医からの説明を受けて欲しいとのこと。治療当日の注意点などの説明を一通り聞いたあと、全身麻酔は不安だと言ったら、「大丈夫、私たちは毎日やってるから!安心してサインして欲しい」と。はぁ…。とりあえずサインはしたものの、手術は1ヶ月後に予定されていたので、その間にもう一度よく考えることにしました。

しばらくして麻酔ジュースから意識が戻った娘が、麻酔での唇の違和感から唇を噛みまくり血だらけ……。先生からガーゼとゴム手袋をもらい、噛まないように口にガーゼを突っ込んで手で押さえておいてくださいと言われるも、まだぼーっとしている娘は噛み続けて、もうカオス。あぁ、もう泣きたいよ、ママ。あまりにも事態が重過ぎて、仕事中の夫にも来てもらい何とか家に帰りました。

それからの1ヶ月は、情報収集とセカンドオピニオンを聞きに言ったりと、奔走することになります。そして、1ヶ月後の手術の見積もりが数日後に届きました。その額何と、驚愕の21万円!

次回に続く。

Tomoyo Shimazaki

Tomoyo Shimazaki - 島崎ともよ

I am a Japanese food stylist based in Berlin. I’m a mama of 2 children. Love cooking and eating! I want to share with you a behind the scenes of mama’s kitchen. /ドイツ・ベルリン在住。3歳の娘と0歳の息子の母。ジャパニーズフードスタイリスト&ナチュラルライフデザイナーとして、暮らしや食べものにまつわることをブログやSNSを通して発信しています。趣味は作ることと、食べること!

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