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ドイツ発祥の自然療法ホメオパシー。レメディーを薬局で買ってみた!

ドイツのホメオパシーレメディ

今日はドイツ発祥の自然療法「ホメオパシー」について書こうと思います。約5年前に、このホメオパシーという自然療法のことを知ってから、ちょっとした風邪やなんだか調子が悪い時、頑張りすぎてしまった時、そして第2子の産前産後の身体のメンテナンスにも「ホメオパシーレメディ」というものを使うようになりました。きっと日本ではまだ馴染みがないと思うのですが、ホメオパシーはドイツ生まれということもあり、ナチュラル志向のドイツでは、どの薬局でも購入することができるくらい知られたものです。

ホメオパシーって何?

ホメオパシーはドイツ生まれの自然療法のことで、サミュエル・ハーネマンというドイツ人医師によって、200年ほど前に作られたものです。日本だと知らない人も多いかもしれませんが、あのベートーベンやショパンなどの音楽家を始め、モネやゴッホといった芸術家にサッカー選手のベッカム、ウサイン・ボルト、エリザベス・テイラー、オーランド・ブルーム、ポール・マッカートニー、そしてイギリス王室などもホメオパシーを取り入れており、自己治癒力を高めたり心身の管理に取り入れていることで知られています。

ドイツやフランスでは、医師の40%がホメオパシーレメディを処方し、イギリスでは国民の10%ほどが常時レメディを使っているそうです。そして、インドでは26万人(!?)のホメオパス(ホメオパシーのお医者さん?薬剤師さん?)がいると言われています。ブラジルなどホメオパシーが薬学部の必須科目になっている国もあり、世界的には割と知られた療法ですが、日本人には漢方の方が馴染みがありますよね。

ホメオパシーは「同種療法」とも言われ「症状を引き起こすものが、その症状を癒す」と考えられています。なので症状が出ているときに、その症状を引き起こすものをあえて摂って、症状を回復させるのです。こう言うと難しく聞こえてしますので、別の例を出してみます。

例えば、日本古来の同種療法って何か考えてみると、熱が出たときの「玉子酒」とか?(若い世代は知らない人多いはず!笑)「熱」には「熱」を!で熱を出し切らせて治すというものです。あとはネギを首に巻くというおばあちゃんの知恵的なのも、風邪をひいたときにあえて涙や鼻水を誘発するネギを使うことで、積極的に鼻水を出しきっちゃって早く治しちゃおう!ということ。

つまりは、本来身体が持っている、治そう!という力を意図的に引き出して自己治癒力に働きかける療法なのです。そして、その症状を引き出すために、レメディと呼ばれる砂糖玉が使われます。

レメディって何?

砂糖玉というだけあってその名の通り甘い粒です。2-3mm位の粒で苦いとかは全くありません。その甘い砂糖玉の中には希釈された薬草などの植物、鉱物、動物などのエッセンスが含まれています。限りなく物質を薄めて振るという工程を繰り返して、最終的に口に入れる段階では物質はほとんど残らないと言われています。物質が残っていないのに、効果があるの?というのは私も疑問に感じましたが、物質が持つ「気」のようなものが身体に作用するらしいのです。レメディの種類は覚えられないくらいあるので、毎回本やインターネットで調べながら、効果がありそうなものを手探りで探しています。

自然派のドイツ人にとって、ホメオパシーレメディの小瓶は常備薬の一つ!

長くドイツに住んでいる方に伺ったら、ナチュラル志向なドイツ人家庭にはだいたい、ホメオパシーレメディの瓶があるとのこと。そうでなくても、ホメオパシーというのはだいたいみんな知ってるよ。とのことでした。ドイツ人は、風邪をひいたくらいで医者にかかることはせず、ハーブティーを飲んだり、薬局で薬をもらって治したり、ホメオパシーレメディをとってゆっくり休み、自分で治すことが基本だそう。

先日、歯医者にかかったのですが、先生が席を外している間にキョロキョロしていたら、薬が入ったガラス棚の中にホメオパシーレメディを見つけました。歯医者さんでも置いているのか!と驚きましたが、あとで先生に聞いてみたら、「賛否両論はあるけれど、私は普段から使っているし子どもには薬よりレメディを使う派。だから希望があれば否定せずに処方するようにしている。」とのことでした。

ホメオパシーレメディはどんな時に使うの?

子どもであれば風邪や発疹、鼻水や咳。わたし達夫婦の場合は、暴飲暴食をしてしまった後や根詰めて仕事をやった後、また外食が続いた時、仕方なしに添加物をとったときなどに、随分助けてもらっています。

わたしは、本を買って自分の症状に合うレメディを探して使っていました。

ドイツと日本のレメディの違い

日本ではホメオパシージャパンというところのレメディキットを購入して使っていました。基本キットとキッズキットの2セット+そこには入っていないけれどその時々で必要なものを買い足していました。

ちなみにドイツではDHUというメーカーのものを買っています。レメディは医薬品の扱いなので薬局に行けば購入できます。基本的には取り寄せなのですが、午前中に行けば午後には受け取り可能。午後に注文すれば翌日という感じで購入することができます。

面白いのは、レメディの粒のサイズが違うこと!日本では一回一粒でしたが、DHUのレメディは一回で5粒飲みます。入れ物も目薬みたいな形で先が細くなっているので、とにかく取り出しやすい!この悩みを理解してくれる人、結構いるんじゃないかな?笑。希釈度を表すポーテンシーも、c30などと日本とは逆の表記になっています。

ドイツに暮らし始めて、もう少しで2か月。ホメオパシーはもちろん、エコや食のことについても日々考えさせられる日々で、伝えたいことがどんどん溢れ出てきます。それを言葉にするのが本当に難しい。簡潔に書くのも難しい!書く力をもっと磨かなきゃなぁ。ここにいなきゃできないこと、ここにいるから発信できることをちゃんと丁寧に伝えていきますね!今は来たばかりなので、見たもの全てが新鮮ですが、もしかしたら1年後には当たり前になってしまって何も感じなくなってしまうかもしれない。なので、やっぱり今を大事にしながら、発信していこうと思っています。

Tomoyo Shimazaki

WRITTEN BY

Tomoyo Shimazaki

ベルリン在住フードスタイリスト。身体を壊したことをきっかけに食生活を変えたところ、それまで薬が手放せなかった身体がいつのまにか薬のいらない身体に。それ以降ブログを通して、ナチュラルでシンプルなレシピを発信しています。 2018年に生活の拠点をドイツ・ベルリンへ。海外生活で手に入る限られた材料でも日本で食べるものと同じように美味しい和食のレシピを開発中。

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