May 23, 2018 Life 

はじめてのベルリンの地下鉄でまさかの珍事件です!

Text: Tomoyo Shimazaki

ドイツの地下鉄でまさかの事件

ドイツ生活が1ヶ月経とうというところで、初めて電車に乗ったトモヨです。とても便利なところに住んでいるので、ほとんど徒歩圏内で用事が済んでしまい特別乗る必要なかったということと、3歳と生後4ヶ月の子どもを連れて、見知らぬ土地で初めての電車やバスに乗るという行為はかなりスリリングなので避けていたということもあり、遅めのデビューです(笑)

が、行きたいところは山ほどあるので、ついに意を決して家族で出かけることにしました!

無事に券売機でチケットも購入し、エレベーターも見つけて地下鉄のホームに到着しました。ふぅ!「ようやくここまで来たぞ!あっ電車来たね!」と、意気揚々とホームに入ってきた電車に乗り込みました。ちなみに最寄駅は電車の終点駅?始発駅?です。

乗ってしばらくすると電車が動き出しました。

「…ん?なんか進んでる方向おかしくない?ってか誰も乗ってなくない?この電車…。え?え??えーー????」

……

一気に血の気が引く夫婦。それに気を取られていたら、立っていた娘が粗い電車のスタートダッシュの威力に負けて吹っ飛ぶ始末!泣く娘とオロオロする夫婦。もうカオスです。

まさかこのまま車庫へ!?という不安に駆られながら、助けを求めに隣の車両に移動しようと思ったのですが、連結部のドアに鍵がかかってるタイプの古い電車のようで移動できず。家族4人で完全に閉じ込められています。

「あー、私たちはこのままどうなってしまうんだろう。このまま閉じ込められて息絶えたらどうしよう?」とか、あまりの恐怖?で変なことまで頭に浮かんできます(笑)

そうこうしているうちに、電車が止まりました。やはり車庫的なところにいるようです。電気もほとんどない真っ暗な場所で、電車の中から見てもよく分かりません。しばし静かな沈黙が訪れます。

みなさん、想像できるでしょうか、この緊迫しすぎて力も出ない状況。
昔、旅行でカンボジアからベトナムへバスで移動していた時に、国境でパスポートチェックを受けている間に、乗ってきたバスに置いて行かれたことがありました(スーツケースもバスの中)。その辺にいた原付のお兄さんに「バスを追いかけてくれー!」とお願いして30分くらい走ったら、トイレ休憩で停まっているバスを奇跡的に発見し、「おいこらー!置いていくなー!」と言いながら無事合流できたというあの時以来の、脂汗がにじむ状況です。

「あ!!!!!!!人がいる!!!!!!!!!!!!!」
暗闇の中に人影をが見つけました!扉の開閉ボタンにランプがついた(ドイツの電車は開けるのは手動)ので、とっさにボタンを押して助けを求めることに。

そしたら「h;フォアm;らおいsんfヵslファ・しh;fjんさklfm」と、何を言っているのか理解不能なドイツ語で返され、強制的にドアを閉められました。

なぬー!!!!でも、一旦ここで落ち着きます。

「ってかさ、このまま倉庫にとどまるなら、普通私たちのこと降ろすよね?ドア閉められたってことは、この後また出発するんだよね?だよね?普通そうだよね?」

と思っていたら、いきなりさっきとは逆方向に進み始め、数分後にはさっき乗った駅に到着。「えっ?お前ら何で乗ってんの?」的な視線を浴びながら、数人の乗客が乗ってきました(笑)おー、神様仏様ー!ありがとう!ありがとう!!無事生還です。

要は、この電車は折り返し運転ではなく、一旦倉庫に入ってからまた戻るという仕組みだったわけです。やっちまったな(笑)

ベルリンでの生活は当たり前だけど全てが初めてのことなので、もちろん不安もあるし、時間はかかるし、いっぱいいっぱいになったりもするし、無知故に今回のようにおバカなこともしちゃうけど、実はいいことだらけだと気がつきました。何がいいかってね、「成功体験が毎日できる!」ということ。郵便局で手紙を送れた!今日はスーパーのお肉コーナーでドイツ語で注文できた!携帯つながったぞ!図書館でカードも作れた!電車に乗れた!もう全てのことに「初めてできた自分を褒めてあげたい!」と思えるわけです(笑)

それから、事前準備万端で臨まないと気が済まないプライドが高く完璧に仕上げたい、かっこつけな私にとって、ドイツで失敗する様々なことから、もっとゆるく生きようと思えるようになってきました。だって、全てが全然分かんないし、準備しても失敗だらけだから、もう適当でもいいかなぁって(笑)なので、街中ではいろんな人に話しかけて、すぐ人に頼ることにしています。騙されないように気をつけるだけです!

あとは「自分は自分だ!」と認められるようになったこと。ベルリンはたくさんの人種が混在しているので、いい意味でみんなそれぞれ、人のことは気にせず自分らしく生きている感じがします。人の目を気にしないって私の場合日本だと難しかったけど、海外ではそういう面で超気楽です!

ということで、毎日ドキドキワクワク、楽しく生きてますよレポートでした。

では!

Tomoyo Shimazaki

Tomoyo Shimazaki - 島崎ともよ

ベルリン在住フードスタイリスト。身体のことも食のことも疎かにして働きすぎたことで身体を壊したのが2013年。生活を見つめ直し、働き方を変え、食を変えたところ、おかげさまで薬が手放せなかった病気はいつのまにか治っていました。それ以降ブログを通して、ナチュラルなレシピを発信しています。 2018年に生活の拠点をドイツ・ベルリンに移しました。日々の食生活は和食中心ですが、手に入らない日本の食材はたくさんあります。値段が高くてなかなか手が出ないものもあります。その逆境の中でも、限られた材料を使い、誰でも手に入れられる材料に置き換えながら、日本で食べるのと同じように美味しく作れる和食のレシピも開発中!

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