Sep 23, 2019 ドイツの幼稚園 

ドイツの幼稚園入園奮闘記③慣らし保育編

Text: Tomoyo Shimazaki

ドイツの幼稚園入園奮闘記①2人目は兄弟枠で入園できるのか⁉︎
ドイツの幼稚園入園奮闘記②またもや役所で泣かされる
に続き、ようやくドイツの幼稚園に入園できた息子の慣らし保育奮闘記について書こうと思います。

日本では娘を1歳3ヶ月から3歳までインターに通わせていたのですが、慣らし保育というものがなかったので、一般的な幼稚園・保育園の慣らし保育を知りません。なので、比較で書くことはできませんが、我が子が通うドイツの幼稚園の慣らし保育事情は、いろいろ目から鱗でした。これも日本と同じで、園や先生ごとに対応は違うと思うので、あくまでも一例として参考までに。

慣らし保育は子ども毎に違う完全オーダーメイド制

娘と息子が通う保育園・幼稚園では、慣らし保育期間は子どもごとに違い、毎日担任の先生と相談しながら翌日のスケジュールを決めるのです。

息子は大体こんな流れで進みました。
1週目 10〜15分(同席)→終始ギャン泣き
2週目 20〜30分(10分同席・10〜20分離席)→終始ギャン泣き
3週目 1〜2時間(離席)→少しづつ泣かない時間が増える
4週目 2.5〜3.5時間(朝ごはんからランチ前後まで)→ほぼ泣かない
5-8週目 5時間(朝ごはんからお昼寝終了まで)→イマココ!お昼寝の時だけギャン泣き
9週目 7-8時間(フルタイム)

とにかく時間設定が細かい(笑)

最初は5分刻みで慣らしていったのにびっくり!正直5分で何か変わるの?と思っていましたが、あまりにも息子が泣きまくっていたので、先生方も息子に無理はさせずに進めたいということでした。でも、あまりにも慎重すぎやしないか?と思い、例えば、お迎えに行ったら泣きもせず楽しそうにしている時は、「見つからないようにあっちで隠れてるから、あと30分伸ばしてもいい?」とか、「来週からお昼寝まで延長したいんだけど」と、かなり積極的にスケジュールを提案していきました。それには柔軟に対応してもらえて本当に助かりました。

お昼寝に手こずる息子…

最初の2週間はとにかく泣きまくりで大変でしたが、慣れてからは見違えるように楽しそうに通うようになりました。ごはんを食べるのも大好きなので、ランチ終了までは順調に進むようになったのですが、問題はお昼寝でした。

ドイツ含め欧米の赤ちゃんは、産まれた時から自分の部屋やベビーベッドで、一人で寝るよう躾けられる子が多いので、園でのお昼寝も楽なんだそう。みんなおしゃぶりや、お気に入りのタオルやぬいぐるみを持ってきて、一歳になったばかりの子も数日で自力で寝ちゃうんだとか。

その反面、我が家は未だ添い乳で寝かしつけ、同じベッドで寝ているので、息子は自力で寝ることは出来ません。今4歳の娘が1歳の時は、園に通い始めても卒乳せず、夜の授乳も継続したまま園では1週間でお昼寝出来るようになったので、まぁ息子も何とかなるかな…と気楽に考えていました。卒乳までのスケジュールは夫婦の中ではちゃんと話し合っていて、入園までに止める予定はなかったので仕方がないのですが、やはり上手にお昼寝ができなくて大変だということでした。

ちなみに、たくさん遊んで疲れ果てているせいか寝付きはいいのだけど、40-50分経つと決まって途中で起きてしまい、その時にギャン泣きで手が付けられない模様。お迎えに行くと、泣きはらした顔で先生に抱っこしてもらっていたり、園庭をお散歩してもらっていたり、他の子が寝てる暗闇の中で、ママーとシクシク泣きながらおもちゃで遊んでいたり…と、先生方にかなり迷惑をかけているようでした。子どもたちのお昼寝の間は、先生達のコーヒータイムのようで、その時間を息子に邪魔されるのが嫌そう(笑)お迎えに行くと、いつも暗闇の中で談笑しながらケーキを食べてるし、何なら息子を抱っこしながらでも食べてるから、そりゃ大事なケーキタイムを邪魔されちゃたまったもんじゃないよね…(苦笑)

どストレートな先生たち

「私たちは、あなたの子どもだけ見ているわけじゃないの。だからこんなに泣かれて手がかかっては本当に困る。家でもなんとかして欲しい。」
「ほとんどの子は、慣らし保育は2週間から長くても1ヶ月で終わるものよ。時間がかかる子がいるのは仕方ないとはいえ、1ヶ月以上は長すぎるわ。」

この慣らし保育期間、先生にこの言葉を何度言われたか分かりません。担任の先生たちや他のクラスの先生にもそう言われて、あまりにもどストレートな言葉に結構傷ついていました。先生が言うには、こっちの子はシッターさんに見てもらう機会も多かったり、入園前にシッターさんにお願いして親と離れる練習をすることもよくあるそう。親も近くにいないし、シッターさんにみてもらったこともなく、ずーっと母・息子がべったりで来たので、そりゃ泣くのは仕方ないのかもしれません。子どもの性格もあると思うけれど。

先生もあんなに泣かれちゃ辛いよなぁ、と思いながら、毎日毎日「今日も泣きまくって大変だった。家でもなんとかして欲しい。お母さんと離れる時間を増やしたり、卒乳をいますぐして欲しい!!」と言われて、本当に辛かったです。

血気盛んな私なので、「親にみてもらうこともできないし、夫は仕事だし、私がみるしかないの!今からシッターさん雇って見てもらえと言うの?慣らし保育と同じ状況になると思うけど…」とか「だいぶ母乳の量も少なくなってきたとはいえ、今でもプシャーっと出るくらいだから、段階を経て減らさないと私の身体もしんどいし、おっぱい辞めるスケジュールは私の中では明確にできてるから今すぐは無理!でも息子と、ちゃんと話をして卒乳に向けて動くようにする!」と、先生に食ってかかっていたのですが(笑)、まぁ国が違えば子育ての仕方も全然違うし、これは仕方ない!先生も私も悪くない!と開き直り、途中からは苦言を言われても右から左へ流すようにしました。

それでも、ドイツの子育ては見ていて為になることも感心することもたくさんあるので、先生にアドバイスされたように息子に接してみたりと試行錯誤の慣らし保育期間でした。というわけで、慣らし保育にこんなに時間がかかっている子は、他に見たことがないわ!と言われていますが、10月からは状況がどうであれ問答無用でフルで通わせることになったので、慣らし保育も残り1週間。息子よ、頑張れ!君ならできる!

ドイツ人の子育てから学ぶ。公共の場でも子どもは静か!!騒いだり泣きわめいたりしない!? はこちらからどうぞ!

Tomoyo Shimazaki

Tomoyo Shimazaki - 島崎ともよ

I am a Japanese food stylist based in Berlin. I’m a mama of 2 children. Love cooking and eating! I want to share with you a behind the scenes of mama’s kitchen. /ドイツ・ベルリン在住。3歳の娘と0歳の息子の母。ジャパニーズフードスタイリスト&ナチュラルライフデザイナーとして、暮らしや食べものにまつわることをブログやSNSを通して発信しています。趣味は作ることと、食べること!

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