Sep 4, 2019 ドイツの幼稚園 

ドイツの幼稚園入園奮闘記②またもや役所で泣かされる

Text: Tomoyo Shimazaki

前回、申し込み順1番で入園希望書を出した幼稚園にまさか入れない!?という事態になった話を書きました。今回は、その後の役所(Jugendamt)への申請の話です。

娘の入園申請をした時の担当者が一切英語を受け付けてくれない人で、急遽、私の後ろに申請待ちで並んでいた人に通訳をお願いして事なきを得た過去があるので、今回は最初からドイツ語を話せる方に同行をお願いすることにしました。(娘と息子は担当者が同じ…)

さて、今回はドイツ語を話せる強い味方もいるし、前回あれもこれも書類を用意するように言われ(絶対必要ないものもあった…涙)今回は用意周到で来たからすんなり行くだろう!と安心して行きました。

娘の時は税金番号ですったもんだがあったので、一応同行して下さった方にもその情報共有をしていたのですが、あぁ…またもや税金番号の件で引っかかってしまいました…。

詳細まで書くとめちゃくちゃ大変なので大方割愛しますが、娘の入園申請の時は大丈夫だったその税金番号が今回はダメだということでした。実は去年も同じやりとりがあって、税務署からはこの税金番号で大丈夫だよ!と言われているのに、役所ではダメだ…と(そもそも税金番号に良いも悪いもあるのか?っていう話ですが…笑。夫はフリーランス登録をして発行されている税金番号。私は、夫の補佐的な仕事をしていてフリーランス登録はしていない立場で発行された税金番号を持っていました)娘の時は何度話しても埒があかなかったので、私の目の前でJugendamtの担当者と税務署の担当者に直接電話をしてもらいました。「この番号で大丈夫だと税務署から言われたわ…」とバツが悪そうな顔で渋々承認してくれたのですが、あの時のやりとりがまた最初から繰り広げられることになるとは…(笑)

今回も前回と全く同じ流れで埒があかない状態となり、通訳で同行して下さった方も、税務署に行って相談した方が良さそうと言うことで、その日は一旦引き下がりました。流れが完全に娘の時と同じで逆に笑えます。こういうモヤモヤは即日解決したいタイプなので、その足で税務署へ。税務署の担当者も前回と一緒だったので「また?(笑)彼女、何も分かってないのよねー。あなたも大変ねー」と笑いながら、直接Jugendamtに電話をしてくれることに。管轄の税務署の担当者は本当に優しいのに、この差はなんなんだろう…(涙)残念ながらオフィスアワーなのに電話が繋がらなかったので、私に有利に働くように手紙を書いてくれました(神様!)これを持っていけば大丈夫だからと言われ、後日、Jugendamtに再度持参することに。税金番号の件以外は問題なかったので、今度は通訳なしで一人で乗り込みました。

結果…惨敗っ!!(笑)

『私はその道のプロフェッショナルだから間違ってるわけがない!私が必要だと言えば必要なんだ。前回承認したのは私の間違いだった!だから今回はちゃんと税務署から発行してもらうように!何度言ったら分かるの?』

「税務署はこれで大丈夫だから、新しい税金番号を発行する必要はないと言ってる!私はどうしたらいいの?」

『それは残念。一生通わせられないわねっ!』

今回はたまたま彼女のオフィスでランチを食べていた英語の話せる彼女の同僚が通訳をしてくれました。担当者は怒り心頭の様子で一方的にまくし立て、とにかく頑として受け付けてくれず、税務署からの紙を投げつけて返して来ました。

きーっ!!涙。悔しいのと頭にきてるのが一緒になって、ものすごい感情に支配されて自分自身をコントロールするのも難しい状態の私。(めちゃくちゃ寒い日だったから、たぶん頭から湯気が出てたと思う…笑)早く税務署に行きなさいと、手でシッシッと追い払われながら、同僚の方に肩をポンポンとされオフィスを後にしました。空気感を感じてかグズグズの息子を抱っこしながら話していたので疲労困憊だったのと、気疲れで放心状態になり、誰もいない廊下のベンチに座り込んでひとしきり泣きました。あぁ、書いているだけであの時の悔しさが込み上げてきて泣ける……。うぅぅ。まぁ泣いてちょっとはスッキリしたので、

とりあえずまた税務署に向かいます…(涙)乳飲み子抱えて役所回りって、本当辛いんだよ、もー。

税務署の担当者も、私がオフィスに入るなり笑いながら「もう向こうのいいなりになりましょう(笑)別の税金番号を発行するには、あなたはあなたでフリーランス登録をしなきゃいけないけど」と。いろいろ疑問はあったのですが、それしか方法がないなら仕方ない、と流れに身をまかせることにしました。2週間はかかると言われた税金番号発行も、急いでいると伝えたら数日後には書面が自宅に届き、税務署の担当者には本当に良くしてもらいました。

さてさて、またJugendamtへ行かなければなりませんが、今回はもう大丈夫でしょう。案の定、「私はこれが欲しかったのよ!ほら見なさい、私は間違えてなかったわ!」と言いながら(たぶんこう言ってる)鼻高々に処理を進め、無事に入園許可証(kita Gutschein)を手にしたのでした。いろいろな感情を呑み込みましたが、とりあえずは欲しかったものがもらえたので一件落着です。これを持って、次は幼稚園との契約!(これは問題なく進みました。良かった…涙)

そして、この数ヶ月後、まさかの事実を知ることに……

日本から移住してきた知人とたまたま話していたら、ちょうど私と同じ時期に別の区役所で幼稚園の入園申請をしていたことを聞いたのですが、あらびっくり!何と、私が申請したその月からちょうど制度が変わったみたいで、入園申請時に税金番号は必要なくなったとのこと。もちろん、その知人は、税金番号なしで申請して許可をもらっているし、ベルリンのホームページを見たら確かにそう書いてある!もう一回言うよ!税金番号必要ないんだって!!

…ぼーん。もう、何なの?(笑)あの無駄に往復した時間と、私の涙を返して…。

次回は、ドイツの幼稚園の慣らし保育編です。

Tomoyo Shimazaki

Tomoyo Shimazaki - 島崎ともよ

I am a Japanese food stylist based in Berlin. I’m a mama of 2 children. Love cooking and eating! I want to share with you a behind the scenes of mama’s kitchen. /ドイツ・ベルリン在住。3歳の娘と0歳の息子の母。ジャパニーズフードスタイリスト&ナチュラルライフデザイナーとして、暮らしや食べものにまつわることをブログやSNSを通して発信しています。趣味は作ることと、食べること!

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